Leadership for Everyone
リーダーシップをすべての人に
リーダーシップを問われる機会は、いつも私たちの身近に現れています。
みんなが気づいている根本的な問題、しかし誰もそれに触れようとしない
同じやり方を続けていては前に進まないと分っているが、みんなそれを変えたがらない
胸の内に理想とする姿を抱いていながら、周りに合わせて行動してしまっている
動かすことは簡単ではない。それでも、一歩踏み出したい、という思いがあれば、リーダーシップを選択するチャンスです。
リーダーシップとは、人々の持つ力を引き出し、自らを進化させながら課題と向き合い前進すること。
あなたにとって大切な目的のために、自らの可能性を最大限に引き出すために、
リーダーシップを一人でも多くの人に広めていきたいと願っています。
Leadership for Everyoneの活動
Leadership for Everyoneを目指すわけ
私は欧米のグローバル企業5社で約25年間、人材・組織開発に携わってきました。
どこでも共通の最も困難な課題は、日本人のリーダーを育てること。
足りていないのは、リーダーシップでした。
グローバルに活躍できる人をつくるためにリーダーシップを育てたい。
そんな思いがLeadership for Everyoneの原点です。
組織文化の変革を手がけた時。この会社が好きだから変えたいとの思いに溢れたボランティアのメンバーを集め、
みんなで情熱をもって取り組んだグローバルプログラムの展開が、組織の至る所で少しずつ変化を生みました。
「仕事だけでなく生活も大切にしてほしい」と訴えたリーダーのもと、全員が「早く帰る」ことに取り組んだチーム
多忙で残業過多の状況を変えたいと、勇気をもって周囲に仕事のプロセス見直しを働きかけた女性社員
心の底から大切にしていることのために何かを変えたいという思いが、一歩ずつ確実に変革を進めていくことを実感しました。
同時にこの仕事は、自分自身と向き合い自らに対してリーダーシップをとることの意味と価値を教えてくれました。
大学でリーダーシップとキャリアについて講義を行った後、3年生の学生からもらったメッセージ。
「居心地の良い場所を出て、本当にやりたいことのために生きなければ、との思いに気づきました。
就職活動のためにあきらめようとしていた海外留学に行くことを決めます」
学生や生徒にリーダーシップを学んでもらうことは、社会でリーダーとして活躍できる人材を育てるためだけでなく、
自分の本当の願いに沿って生きるためにも大切だということを強く感じた出来事でした。
リーダーシップは、誰もが身につけることができ、誰もが実践できるものだと気づいてほしい。
リーダーシップの価値を理解し、自分の可能性を信じて、大切なことのために踏み出してほしい。
そんな願いからLeadership for Everyoneを始めました。
水上 雅人
Mizukami, Masato
リーダーシップ・コーチ
日本企業、欧米企業の人事プロフェッショナルとして35年を超えるキャリア。エリクソン、フィリップスなど外資系企業人事部長として18年の経験と組織変革やタレント育成の実績。HRD Japan、KAIKAカンファレンス(JMA)、HRサミット(HRプロ)他で講演多数。2022年より株式会社ADKホールディングスのグローバル部門にてTalent & Culture Advisor。
組織変革とは個人のマインドセットと行動のシフト、との学びからリーダーシップとコーチングに傾倒。周りに対してと同時に自らにも働きかけるリーダーシップの開発を、企業だけでなく学校でも展開。一橋大学、早稲田大学、横浜国際高校、山手学院、横浜創英等でリーダーシップの授業を実施。
「誰もが実践できるリーダーシップをより多くの人に」をテーマに活動を始めている。
翻訳書に「最難関のリーダーシップ」(英治出版)
米国CTI認定プロコーチ(CPCC)
米国DDI社認定ファシリテーター